2020年1月26日、元NBAのスター選手「コービーブライアント」がヘリの墜落事故でこの世を去りました。
その亡きコービーブライアントが提唱していた、マンバメンタリティについて僕の過去の思い出を振り返りながら考えていきたいと思います。
たまたまその日は朝まで起きていて、Twitterのトレンドで「コービーブライアント」が上がっていたのを目にして、この不慮のニュースを知ることになったんですよね。
最初はコービーの通算得点記録33,643点をレブロンが上回ったニュースかと思っていたんですけど、どうやら違うみたいだぞと。
そこで英文のニュースをよく見ると「DIE」と書いてあって、そのあと眠気が一気に覚めました。。
Mamba Forever. pic.twitter.com/wIchSUwFM2
— Nike (@Nike) January 26, 2020
バスケ少年にとっての憧れ
僕は2022年現在で40歳で、中学から部活でバスケを始めて大学まで10年間部活動として続けていました。
世代としては田臥の1つ下で、能代カップや東北大会でプレイを目にしていましたね。
日本のバスケ人気が絶頂期
ちょうど人気漫画の「スラムダンク」の連載が始まったりと、日本のバスケが大きく盛り上がり始めた時期なんじゃないかと思います。
そういった中で、2000年前後の日本がバスケで盛り上がっているタイミングで、世界最高峰リーグのNBAでゴリゴリに活躍していたのが、「コービーブライアント」だったんです。
上の世代だとNBAのスターはやっぱり「マイケルジョーダン」で、今の世代だと「レブロン」や「カリー」なんかがメジャーなのかなと。

ちなみにコービー(KOBE)は、日本の神戸牛に感動したお父さんがつけた名前ってのは有名な話
コービーは生粋の点取り屋
中学から高校までは僕は「ポイントガード」というポジションでした。
大学に入ってからはチーム事情により点を取るポジションに回って、コービーと同じ「シューティングガード」としてプレイすることが増えました。
1番の魅力はオフェンス
コービーのような豪快なダンクはもちろんできないけれど、クロスオーバードリブルをしながら中に切り込んでいくスタイルや、モーションが早いジャンプシュートなんかはよく真似をしてた気がします。
ゴリゴリ点を奪っていくその姿は、世界中のバスケ少年の憧れの的でした。
NBAでの豪快なプレイをテレビで見て興奮していた人は、多いんじゃないでしょうか。

NBAで活躍するコービーの姿をイメージしながら、体育館でバスケの練習をしていたのはきっと僕だけじゃなかったはず
背番号は「24」よりも「8」
コービーといえばマイケルジョーダンの背番号「23」に1を足した「24」が有名ですが、僕は初期の頃の背番号「8」が大好きで、大学でも同じ背番号を選んでつけていましたね。
髪型もスキンヘッドの時じゃなくて、短めのアフロの時の方がゴリゴリ感があって好きでした。
若い頃の勝ち気なコービー
僕はいつもレイカーズのバスパンをはいて左肘にバンドを巻いて、ちょっと髪型をアフロっぽくして気分だけはいつも「コービー」だったんですよね。
彼がリーダーとして成熟した時も好きだったんですが、背番号8の若手でめちゃくちゃ勝ち気なプレイスタイルのコービーが本当に大好きでした。
やられたらすぐにやり返すプレーは、相手をねじ伏せるイメージがありました。

レプリカユニフォームは流石に恥ずかしくて着なかったけど、時々クローゼットから出して眺めてました
「マンバメンタリティ」について
そんな今日は、コービーブライアントが事故で亡くなったという悲報を聞いて、めちゃくちゃ悲しい1日を過ごしていたんです。
マンバメンタリティとは
そんな中、Twitterのタイムラインで「マンバメンタリティ」の話が流れると、何か自分の人生についても考えさせられるような気持ちになりました。
ちなみにコービーには99.9%の確率で仕留める猛毒ヘビの「ブラックマンバ」という愛称があって、そのコービーが提唱するのが「マンバメンタリティ」です。
「それは考え方ではなく、生き方そのもの。一日も欠かすことなく成長のために努力する生き方。やせ我慢したり、虚勢を張ったりしながら生きることでは決してない。マンバメンタリティとは、取り組んでいる物事が何であれ上達のために努力しようとする最もシンプルな姿勢だ」
常に最善を尽くす人生を歩む
つまりマンバメンタリティとは「最高の自分を目指し、常に最善を尽くす」というコービーの言葉に集約されます。
果たしてそれが今の自分にもできているのだろうか?と自問自答していました。
最愛の娘と一緒に事故で亡くなってしまったコービーは僕の年齢の3つ上で、同じように事故や病気である日突然死んでしまうことがあるかもしれないと。
そんな時に、僕は「常に最善を尽くしてきたのだろうか」、また「後悔するような生き方をしていないだろうか」と月並みではありますが考えるきっかけになりました。
もしかして昨日が8/24だったから?#MambaMentality pic.twitter.com/YANlCbfTSl
— アプシェン / appscen (@appscen) August 25, 2020
コービーが着けていた背番号の8/24が「KOBE BRYANT DAY」として、Twitterでハッシュタグ「#MambaMentality」をつけて投稿すると、いいねがブラックマンバのコービーマークになるようです。(2020/8/24現在)
常に最高の自分を目指して
Twitterでは24秒や8秒バイオレーション(バスケのルールで相手ボールになる)でコービーへの追悼の意を示すNBAの試合が流れています。
また、選手やコーチのコメント動画が流れたりするたびに、泣きそうになります。
マンバメンタリティを心に
レイカーズのバスパンをはいて体育館を走り回っていた僕は、コービーの思い出はポエムのように書けるんですけど、この辺で締めようと思います。
僕ができる範囲で、人生の目的を持ち、マンバメンタリティを忘れないよう最大限の努力をして生きていきたいと思います。
RIP Kobe Bryant.
Kobe was a legend on the court and just getting started in what would have been just as meaningful a second act. To lose Gianna is even more heartbreaking to us as parents. Michelle and I send love and prayers to Vanessa and the entire Bryant family on an unthinkable day.
— Barack Obama (@BarackObama) January 26, 2020
There’s no words to express the pain Im going through with this tragedy of loosing my neice Gigi & my brother @kobebryant I love u and u will be missed. My condolences goes out to the Bryant family and the families of the other passengers on board. IM SICK RIGHT NOW pic.twitter.com/pigHywq3c1
— SHAQ.SOL (@SHAQ) January 26, 2020
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