2020年以降にきそうな不況にビビってるって話

2020年以降にくると言われてる日本の不況
アプ神
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シリアルアントプレナーのアプシェン(@appscen)です。

もう何年も前からオリンピック後に来ると言われている日本の「不況」について書いていこうと思います。

結論から言うと、僕はもう来るものだと思って色々と準備をしておくのが良いのではないかと考えています。

リーマンショックの不況時もすでに会社を経営していたのですが、その時は対岸の火事のように感じていて、まともに準備もしていませんでした。

ちなみにこの記事は2020年の1月に書いた記事なんですが、まさかオリンピック後どころじゃなくて全世界的な「コロナショック」が来るとは思ってもみなかったですね。。

アプ神
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リーマンショック前は社員100名規模で、年商で5億円くらいの会社を経営していました

メモ男
メモ男

不況は実際に自分の身に降りかかると、無力さを痛感するだけで何もできないっすよね

不況を体験したことがない人がわからないのは当然

不況を経験

僕が体験したのはリーマンショックにおける日本の不況でしたが、1番有名な不況といえばバブル経済の崩壊ですよね?

メモ男
メモ男

バブル崩壊って株価が大変だったとか、不動産がヤバかったとかそれくらいのイメージしかないっす

僕はリーマンショックが来る前は、事業も順調で急成長していたので、周りには「上手くいきすぎて怖いので失敗したい」と話していました。

最近Twitterでスタートアップの起業家が同じように「不況を経験してみたい」といったことをつぶやかれていたので、その時の感覚がフィードバックしたように思い出しました。

メモ男
メモ男

失敗したいとか不況を経験したいとか、危機感がちょっとマヒしてるんじゃないすかね

アプ神
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リーマン・ブラザーズが倒産した時も、日本の会社じゃないしぶっちゃけ余裕だろって思ってました

リーマンショックの不況は少し遅れて日本にやってきた

アメリカのニューヨークに本社を置いていた、大手投資銀行リーマン・ブラザーズが倒産したのは2008年9月15日の出来事でした。

2008年9月15日 リーマンが破綻 破産法適用申請
リーマン・ブラザーズは2008年9月15日、米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻した。1850年創業の米ウォール街屈指の証券会社の経営危機は、負債総額6300億ドルという米史上最大の倒産劇とい

でも実際にリーマンショックの不況の波が日本にいつきたかと言われると、2009年頃と答える人が多いのではないでしょうか。

僕もその当時は社員100名を超える規模の会社を経営していて、海外では大騒ぎしているけど日本ではそれほど影響がないんじゃないかと思っていた1人でした。

最初に不況を感じた瞬間は案件がピタリと止まった時

水道の蛇口が止まったように

それまで請負をメインに事業を行なっていたんですが、ある日を境に新規の案件が全然降りてこなくなったんです。

アプ神
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まるで水道の蛇口をキュッと締められたように、案件がピタッと止まりました

それでも既存の案件が続いていたので、業績が急に落ちることもなく売上は横ばいのままの状態が続きました。

しばらくして、懇意にしていた採用広告の会社の営業さんから「会社の利益が75%減になりそうです」って話を聞いたんですよ。

これはいよいよヤバイぞという危機感が襲ってきましたね。

アプ神
アプ神

不況が来ると最初に止まるのは広告費とか採用費だったりします

じわじわ下がる売上に眠れない日々

眠れない日々

新規の案件がなかなか取れなくなってしばらく経った辺りで、既存の顧客から一律10%カットしてくれという一方的な書面が届いたり、契約自体を切られる状況が増えていきました。

そこでまずは「雇用調整助成金」の申請を行うことにしました。

また、リストラによる人員整理を行なったり、オフィスを移転して管理コストを抑えたりなど、痛みに耐えながら経営を行なっていきました。

アプ神
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P/Lがどんどん悪化していき、赤字になる月が出てくると夜も眠れなくなってきます

メモ男
メモ男

売上を立て直す手立てがないと、真綿で首を締められるような感覚っすね

こんな会社は不況になると倒産しやすい

不況に弱い会社

不況の時はその会社が抱えている問題点が一気に露呈することになり、事業の構造的に脆いところから崩れていくことになります。

  1. 事業の利益率が低く赤字に転落しやすい会社
  2. 売上に占める人件費の割合が高い会社
  3. 事業の柱が広告収入のみの会社
  4. 福利厚生などのサービスを展開する会社
アプ神
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これが僕が知る不況に影響を大きく受けた会社の特徴です。自分の会社は1と2に該当していました

利益率が元々低かったり人件費率が高いビジネスは、コスト削減が容易でないのと削減に時間がかかるため注意が必要です。

またコストの削減対象になるという意味合いでは、広告だったり福利厚生に関するサービスは、予算が厳しくなりやすい傾向があります。

コロナショックが起きてテレワークが推進されたことで、各企業はオフィスを解約・縮小移転することでコスト削減していますよね。

飲食店やイベント系、旅行関連やインバウンドに頼ってきた企業は、非常に苦しい状況になっています。

不況時に業績が伸びる企業もある

不況時に伸びる会社

逆にその時期に売上を伸ばしていた企業もいくつか知っています。

  1. コスト削減を提供している会社
  2. BtoC向けサービスで原価が安い会社
  3. 安く企業買収をして規模を大きくする会社

コスト削減系のビジネスは、顧客が毎月かかってしまうコストを下げることで、自社サービスへのリプレイスを狙うやり方ですね。

アプ神
アプ神

不況時はどこもコストを安く抑えたいから、一定の需要があるんですよねー

また、この頃にソーシャルゲームの波が起き始めたのですが、まだブラウザのポチポチゲー全盛だったんですよね。

開発コストも数百万で抑えられたりしてて、これもtoC向けで原価が安いサービスだったりします。

メモ男
メモ男

ゲーム開発コストなんて今や1本10億円以上とかだから、考えられない時代だったんだなぁ

また、資金繰りに苦しくなった会社を安く買収して、子会社化することで規模を大きくしていった会社もありましたね。

コロナショックの場合はみんな外に出ることができないので、VODやゲーム、宅配やオンラインサービス全般などに特需が生まれているようです。

不況の際に大事なのはやはりキャッシュ

不況時はキャッシュが大事

潤沢にキャッシュを持っていた企業は、市況が悪化しつつも不況の時はやはり強かったんです。

アプ神
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業績が悪化してしまった当時の僕の会社は、株主の会社に吸収されることで倒産の危機を免れました

メモ男
メモ男

株主の会社も不況になる前に資金調達してたから良かったものの、リーマンショックで会社が消滅しかけたってわけか

銀行などの金融機関は、実際に不況が訪れた際には半沢直樹でも引用されたように「雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」状態になります。

なのでキャッシュは引っ張れる時に引っ張っておくのが正解です。

今回はコロナショックが起きて、持続化給付金や特別定額給付金などが支給されていますが、貰えるものは全て申請していた方が良いですね。

また、メガバンクなどは渋いですが、国民金融公庫や保証協会を使った信金からの借入など、今回のコロナによる特例が出ているので資金も比較的引っ張りやすいのではないでしょうか。

不況がくる前に準備をしておいても何も損はない

不況への準備

リーマンショックの際には毎日胃が痛く、眠れない日々を過ごしていました。

今回は次にくると言われているオリンピック後の不況に、その当時の経験からめちゃくちゃビビってるよって話でした。

ある程度、未来予測ができている起業家だったり、資金調達に精通しているような人も、ちらほら不況の足音が迫っていることに言及していますよね。

アプ神
アプ神

自分の会社をバイアウトしたのも、ある程度キャッシュを持っておきたいって気持ちが正直ありました。コロナショックが起きる前にクローズできたのは運が良かったとしか。。

メモ男
メモ男

そういえば最近でも会社を売却して子会社になったとか、資金調達して社長が退いたなんて話も聞きますね

不況の前にやっておくべき準備としては、法人でも個人でも「キャッシュを確保しておくこと」と、いくつか「収入源を分散しておくこと」が大事なのではないでしょうか。

アプ神
アプ神

ちなみに不況時にフリーランスでいるのは、僕は個人的にはあまりおすすめしないですね

メモ男
メモ男

半年くらい仕事がないフリーランスとか普通にいましたもんね。嵐の大海原にイカダで漕ぎ出しているようなものか

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