いまは個人がゼロからブログを立ち上げて、収益を上げるのはかなり厳しい実情がありますよね。
副業ブームに乗っかって、記事を書いても書いても売上が全然立たないなんてこともあるかと思います。
そこで今回はゴールから逆算して、特化ブログで収益を上げる「アフィリエイト3段階手法」について解説していきたいと思います。
副業でブログを始めてみたけどアクセスも集まらないし、目標や理想とするゴールがイメージできないなんて人におすすめの手法です。
ちなみにサイト売買については別記事で解説しているので、良かったらそちらも読んでおいてもらえるとありがたいです。
「アフィリエイト3段階手法」は勝手に名付けました
キーワードを勝手に作るのやめてもらっていいすかね
\ サイト売買といえばラッコ /
ラッコさんのサービスをフル活用
まず基本的な方針ですが、サイト売買はすべてラッコさんのサービス内で行うので、新しくブログを立ち上げる際はラッコサーバーを使ってください。
この記事内ではサイト売買についてそこまで詳しくは触れていきませんが、サイトを売却する際にラッコインフラを使ってブログを立ち上げることのメリットについて解説していきます。
リアルタイム譲渡はとにかく便利
リアルタイム譲渡はサイト売買において、双方の手間を大幅に減らせる画期的な仕組みです。
通常サイト売買をする場合は、契約締結後にサーバーやドメインを移管しないといけないんですが、ラッコインフラ内であれば名義変更だけで一瞬で終わるんですよね。
このリアルタイム譲渡は特許第7190779号を取得していて、競合他社では同じような仕組みを簡単に真似することはできません。
自分で移管する場合はサーバーやドメインの情報をやり取りしたり変更する手間がかかりますし、業者に代行を依頼すると数万円くらいコストがかかります。
また、他社のサーバーやドメインのアカウントを名義変更したいのであれば、必要な手続きや変更までの時間がさらにかかります。
他社のサイト売買プラットフォームを利用してもいいんですが、ラッコインフラ内であればすべてが一気通貫で滑らかにできるので楽なのです。
それではではまず、特化ブログを立ち上げるところから簡単に解説していきます。
ラッコドメインでドメインを取得
ブログを自分で立ち上げたことがある人なら簡単かと思いますが、まずはラッコドメインで特化ブログ用のドメインを取得しましょう。
新規ドメインで立ち上げる場合は、ラッコサーバーの「かんたんブログスタート」で手順通りにやるのが早いです。
かんたんブログスタートで始めると、12ヶ月以上の契約なら.com/.net/.jpのドメイン登録が無料になるのも大きなメリットです。
また売却時のコスト面で後述しますが、中古ドメインで立ち上げる場合も同じラッコさんの中古ドメイン販売屋さんで取得しちゃうのが楽です。
\ まずはここでドメインを取得! /
ラッコサーバーを設定
サイト売却が前提なので、サーバー1契約につき1サイトにしてください。
ここもかんたんブログスタートで手順通りに進めれば、5分くらいでWordPressのサイトを立ち上げることができます。
サーバー費用は36ヶ月契約だとRK1で月額385円ですが、ブログが箸にも棒にもかからない場合があるので、とりあえずは6ヶ月契約の月額495円でいいんじゃないかなと。
ちなみにサーバーの契約期間を6ヶ月にするのは、後ほど理由を説明します。
プランは後でアップグレードもできるので、PV目安が20万PV/月までいけるRK1で良いです。
\ 売却前提ならラッコサーバー /
ラッコキーワードを活用
キーワードツールはUbersuggestとかでもいいんですが、ラッコキーワードも安くて使い勝手がいいのでおすすめです。
基本的に無料で使うこともできますが、有料にすると「検索流入キーワード」や「月間検索数」辺りが使えるので、キーワードをぶっこ抜く時に便利です。
また、他のラッコサービスでもらえるラッコポイントで支払うこともできるので、有効期限が切れる前に余ったポイントで契約しちゃうのも良いかと。
2023年9月1日から月払い料金だけ値上げになるので、その点は留意してください。
\ 有料版はコスパがめっちゃ良い /
特化ブログを立ち上げる
特化ブログの作り方自体についてはあまり触れませんが、サイト売却を考えた際にYMYLジャンルは外しておくと良いかなと思います。
単純にYMYLジャンルのブログは売れにくいです。
まぁそもそも個人で立ち上げる場合は、かなり厳しいのが見えてると思うのでジャンル選定は大事ですよねってことです。
成約済みのジャンルを調べる
まず手っ取り早いのが、ラッコM&Aなどで既に成約済みのジャンルを選ぶ方法ですよね。
購入ニーズもあって、特化ブログがうまくいった場合の売上予測や売却金額の予測なんかにも使えるはずです。
作るサイトはトレンドなんかでも良いんですけど、やはり売れやすさや売値を考えると特化ブログ一択になるのかなと。
つまり、先にブログの「購入ニーズ」を調べてから逆算で作っていく形です。
穴場ジャンルや強みを活かす
ジャンル選定についてもそこまで触れるつもりはないのですが、検索してすぐに出てくるようなメジャーな商材は切り口などを考えないと戦えないですよね。
情報としては少し古いのですが、アフィリエイトで稼げるジャンルのような記事なども参考にしつつ、ここは根気強く探していくと良いかと思います。
また、少し変化球ではありますが、アフィリエイト商材の無い企業向けのジャンルなんかも選択肢の1つに入れておいて良いかもしれません。
自分がラッコM&Aで売却した特化ブログは、実はオウンドメディアとして運営していたもので、自社サービスへ成約させるために作っていました。
BtoBのメディアはそもそも数が少ないのと、専門分野の記事が書ける人もあまりいないので、単純にライバルがいないんですよね。
サイト購入者は法人も多いので、買取希望サイト一覧などを参考に特化ブログを立ち上げるのもアリかなと思います。
売却前提のアフィリエイト3段階手法
というわけでだいぶ前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題になります。
ゴールはブログの売却なんですが、売上と期間によって3段階に分けて戦略を立てていきます。
閾値はざっくり設定しますが、ここは人によって金額や期間を変えて調整してみてください。
半年で売上が月5千円未満
まずは1段階目を売上月5千円に設定しました。
アフィリエイトマーケティング協会の調査によると、アフィリエイターの58.5%が月5千円未満の売上とのことなので、そこからこの数字を引っ張ってきました。
半年で月5千円いかないブログは、早めに損切りしてしまいましょう。
手っ取り早くラッコーマーケットに出品して、3万〜10万円くらいのレンジで売却するのを狙ってください。
ブログの質にもよりますが、売値を10万円以上に設定すると売れにくくなります。
ラッコマーケットは売却手数料が20%ですが、交渉のやり取りもなく売上やブログの詳細情報を載せる必要がないので手間がかかりません。
ちなみにラッコマーケットは成約率80%以上なので、よほどおかしなブログじゃない限りサクッと売れるはずです。
値引き交渉された場合は、かかった費用分の損益分岐点が越えられるのであれば、応じちゃっても良いのではないでしょうか。
\ 安くても早く売るなら /
半年で売上が月5千円〜5万円未満
ここからが2段階目です。
売上が月5千円〜5万円未満であればラッコM&Aでそれなりの値段がつくので、10万〜50万円のレンジで売却を狙うと良いでしょう。
上値はもっといけるかもしれませんが、この辺までがボリュームゾーンなのでブログが売れやすいです。
売上が伸びてる段階で売却するのは迷うところですが、それが評価ポイントになって高値で売却できる場合もあります。
まぁこの辺は自分の経験や直感を信じて、売却するのか伸ばし続けるのかを判断すると良いでしょう。
これ以上は売上が伸ばしにくいなとか、記事の追加がしんどくなってきたら思い切って売却しちゃった方が良いと思います。
\ 売れやすい価格帯を狙おう /
半年で売上が月5万円以上
3段階目は半年で月の売上が5万円以上いった場合です。
ここからは売却せずに、売上を伸ばすことだけに注力していきましょう。
売却前提で特化ブログを作っているので、いつでもすぐに売りに出せる状態ではあるのです。
売上を伸ばし切ってから売却しても良いですし、そのままずっと保有していても良いです。
月5万円以上いったブログであれば成約済みの案件を見てもらうと分かるように、100万円以上の価格で売却できることもあります。
出口戦略を設けてリスクコントロール
この記事では半年の期間で設定しましたが、これはあくまで目安なので1年で見ても良いと思います。
ラッコサーバーの契約期間を6ヶ月にしておけば、最初の更新タイミングで売却するのか伸ばし続けるのか判断するポイントになりますよね。
かんたんブログスタートで、ドメイン登録費用が無料になる恩恵を受けるなら12ヶ月の方がお得です。
ただし、個人的には1年だとちょっと長すぎるかなと思っているのと、逆に3ヶ月だとある程度軌道に乗せるには期間が短すぎるかなと思っています。
また、売上も5千円と5万円とで分けていますが、そこは個人の裁量で3千円と3万円なんかでもOKです。
重要なのは期間と売上目標を定めて、それぞれの段階で出口を用意しておくことです。
仮にうまくいかなくてもラッコマーケットで売却しちゃえば良いだけですし、サイトを作る努力が無駄にならないのがこのアフィリエイト3段階手法なのです。
中古ドメインを使った場合
ここは冒頭の方でも少し触れましたが、中古ドメインを使った場合は売却時に取得費用を乗っけるイメージで良いと思います。
ドメイン自体に価値がある場合は、それだけでも値がつくことがあります。
特化ブログが上手くいかなかった場合でも、その期間のサーバー代やドメイン費用は回収したいですよね。
自分の人件費を考慮すると絶望的になってしまうかもしれませんが、損益分岐点はブログを立ち上げて運営した累計の費用分は回収できるようにしましょう。
\ 中古ドメインで短期間勝負もアリ /
複数サイトを立ち上げて仕込み続ける
イメージ的にはサイト売買市場に、特化ブログを作って納品し続けるような形ですね。
自分のリソース次第ではありますが、毎月複数サイトを立ち上げて半年もしくは1年で売却をしていくのが理想的です。
複数サイトでミルフィーユのように売上を重ねていき、一定期間で基準を作って売却益で回収という流れです。
当たりが出たものに関しては、そのまま伸ばして保有です。
型ができたら外注も可能
ある程度の勝ちパターンが見えてきたら、外注を使って規模を拡大していっても良いと思います。
ただしその場合は、外注コストが原価としてのってきてしまうので、回収リスクと損益分岐点のバランスを見ながら考慮すると良いでしょう。
サイト売買市場の中でもラッコさんのサービス内に絞っている戦略なので、パイとしてはかなり狭いところを狙った戦略です。
ラッコさんのサービスですべてを完結させているのは、単純に工数がかからないってだけなので、他のサイトM&Aサービスでも工数が減らせるのであれば、上手く応用してみてください。
最初は自分でやってみて利益が確保できるようになってから、徐々に工夫していくと良いのではないでしょうか。
特化ブログを作って市場に納品していくのです
少なくともラッコマーケットで売却できる質は必要っすよ
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