サイト売買自体は興味があるものの、なかなか購入にまで踏み切れないなんて人は結構いるんじゃないでしょうか?
僕もだいぶ前からサイト売買サービスをウォッチしていたんですが、アルゴリズムの変動や広告案件の終了などもあって正直リスクを感じていました。
ただいつまでも指をくわえて見ていても仕方がないので、キャッシュに余裕がある今のうちにサイト売買にトライしてみようと思った次第です。
いきなり大きい金額のサイトを購入して失敗するよりは、いくつか手ごろなサイトを購入してみて知見を手に入れたいところ
サイト売買で上手くやってる人はけっこういますよねー
サイト売買サービスの評判
サイト売買を行っているサービスはいくつかあるのですが、今回はその中で案件の更新頻度が高いサービスに絞って検討していこうと思います。
選んだポイントはこんな感じです。
- サイト購入の検証ができる価格の安い案件が掲載されている
- 案件の更新頻度が高く、一定の流動性があること
- 運営企業が明確でサポートも充実していること
まずはいくつか小さめのサイトを購入しテストしてみて、後々は記事数の多い大型サイトの購入も行っていきたいと考えています。
ちなみに当初は「ラッコM&A」と「A8 M&A」と「UREBA」の3つのサービスをご紹介していたんですが、ラッコM&A以外はサービス終了となりました。
UREBAは2024年4月30日にラッコ社へ事業譲渡されたので、サイト売買についてはこれでほぼ1強と言える状態になったのではないでしょうか。
『ラッコM&A』の評判
手数料発生 | 売主 | 買主 |
成約 | 無料 | 成約額の5% |
ラッコさんといえば古参のアフィリエイターにとっては中古ドメインのイメージが強いですが、ラッコM&Aはサイト売買サービスです。
ラッコさんはアフィリエイターなら誰もが知る、「関連キーワードツール(仮名・β版)」のサービスを引き継いだ、「ラッコキーワード」も運営してるんですよね。
専任弁護士が顔出しで載っていてエスクローサービスもあるラッコM&Aは安心感があります
\ 2023年の成約数No.1! /
その他のサイト売買サービス
今回は小規模サイト狙いで流動性が高いサイト売買サービスに絞って検討してますが、他にも様々なサイト売買サービスがあります。
またWordPressを使ったサイトだけでなく、他にもECサイトやWEBサービス、SNSやYouTubeアカウントなど様々な売買が行われているんですよね。
自分も法人を売却した経験がありますが、M&Aの裾野が広がっていて、WEB上で事業や法人自体も売買されていたりします。
初めてのアフィリエイトサイト購入
まずは最初のテストとして、当たりをつけたのがこんな条件です。
- 希望価格が10万円以下
- 記事数がある「雑記ブログ」
- アフィリエイト案件の発生がある
ここでアフィリエイト案件の発生があるサイトに絞ったのは、CVさせる記事を書けているわけで、一定の質の担保ができると考えたためです。
ブログで商品やサービスを売ったことのある人と、その経験が無い人とではキーワードの選定や記事の質が大きく違いますよね。
少額で買えるサイトでテスト購入
条件に当てはまりつつ益分岐点をクリアできそうなものをまとめて、サイト購入検討リストを作って精査した上で実際にサイトを買ってみました。
サイトの購入から譲渡まではエスクローサービスもあり、非常にスムーズに進みましたね。
また、売主も対応が丁寧な方だったので、サイトの移行についても大きなトラブルはなく、何度かやり取りをして終わりました。
ちなみに1つ目は安いサイトが多かったA8 M&Aでの購入です。
A8 M&Aは2023年10月31日でサービス終了。
サイト購入後の問題点について
まずはサイト購入1発目として改善の余地がありそうな「雑記ブログ」を購入したんですが、WordPressの中身を見てちょっと驚きました。
基本的なところから修正を行っていく必要があったので、これは思ったよりも工数がかかりそうだなと。
新しく始めることは何事も「学び」なので、1発目から問題が見えてきた方が後々のトラブルシューティングとしてナレッジが蓄積できるのは良いことです。
想定以上の修正工数
ちなみに1番ハマったのが「アフィリエイトリンクの貼り替え」でした。
ある程度の記事数がある雑記ブログだったので、それぞれの記事で紹介している案件数がかなりあるんですよね。
バラバラなASPで1つ1つ新規で提携していって、全てのリンクを貼り換えるのはかなり骨が折れる作業です。
案件終了やなかなか承認されないなんてこともあるので、掲載広告数は少ない方が良いですね。。
また、サイトを購入した時には売上が上がっていても、途中で広告案件が無くなってしまうとその分の売上が減ってしまうリスクもあります。
サイト購入1回目の施策と注意点
サイト購入から1ヵ月くらい経ちましたが、新記事の投入やリライトなどもまだ全然できていなく、想定していたスケジュールよりもだいぶ遅延しています。
サイト購入1回目でやったこと
- 低品質記事を削除
- 「All in One SEO Pack」を削除
- アイキャッチを差し替え
- タグ管理でショートコード化
- テキスト書式設定をすべてクリア
- 記事のカテゴリ重複を修正
次のサイトを購入する際は、もっと手際よくできるようにドキュメントを残してフローを作れるようにしていきたいですね。
失敗した点と注意事項
また、サイト譲渡のところでつまづいた点としては、
- 売主にASPのサイト登録を解除してもらわないとサイトが登録できない
- ドメインやサーバーの名義変更の場合は双方の印鑑証明など書類が必要
- ASPのサイト登録やプログラム提携がすんなり進まない場合がある
こんなところでしょうか。
ちなみに売主の意向もあってドメインやサーバーは「名義変更」で最初はやろうとしたんですが、思ったより時間と手間がかかりそうだったので、移管でやりました。
ラッコM&Aのリアルタイム譲渡だと、名義変更が一瞬でできるのでこれが1番楽ですよね。
Who isを変え忘れててサイトが落ちてしまったりと引き続きトラブルも起きていますが、とりあえずは一旦落ちつきました。
今後は「購入したサイトがどうなったのか?」また「サイト購入2回目」についても、記事として書いていきたいと思います。
1サイト目の記事修正が終わり発生も
最初のサイト購入から約3ヶ月ほど経ってしまいましたが、ようやく記事の修正が一段落して貼り替えた広告からも発生するようになってきました。
アフィリエイト案件で初発生
10万円以下で購入したサイトだったので、本当に発生するんかいと正直疑ってました。。
Ahrefsで見た感じだと5月の変動でどんどん流入が下がって、どうしようもなくなって売ったのかなぁという感じでしたね。
新記事はまだ入れていなくてカテゴリの整理と記事の削除・統合をやったのと、サイトのロゴや見た目を整えたくらいしか手を付けられてません。
発生はするが案件が悪い
発生する記事は5記事ほどあったのですが、毎月ポコポコCVするものの単価が数百円と厳しいものでした。
また、1000円〜3000円くらいの案件もたまにCVするんですが、これがびっくりするほど承認率が悪いんですよね。
確定ベースで月次の利回りを計算すると、平均で1〜2%程度といつになったら損益分岐点を越えるんだって状態でした。
案件の承認率なんかは購入前に調べられればいいんでしょうけど、これも1つの学びなのかもしれません。
購入した1サイト目は儲かったのか?
結論から言うと、運用中は損益分岐点の半分も超えられなかったんですが、売却することで最終的には利益が出ました。
初めて購入したサイトだったので色々と手がかかりましたが、多くのことを学ぶことができましたね。
雑記ブログは修正が大変
購入する前は「ぶっちゃけ購入金額なんてすぐ回収できるでしょ」と思ってたんですが、元々アクセス数の少ない雑記ブログを立て直すのはだいぶしんどいです。
毎月なんらかの案件で発生はするんですが、誰もやらないような低単価案件と承認率の低い案件しか発生しないので売上が全然積み上がっていきませんでした。
あとはちょいちょい発生していた案件が終わってしまったのも、売上が伸びなかった原因として大きいのかなと。
購入した1サイト目については、雑記ブログを使った収益化の記事内でも戦略や施策について書いています。
数字が大きく改善したので売却
1つ目のサイトはリニューアルを終わらせてからしばらく放置していたんですが、流石にテコ入れしないと何年経ってもペイできなさそうな状態でした。
そこで下記のような施策をやってみたんですよね。
- 他のサイトから記事を移して合体
- カテゴリーを統合して数を減らす
- TOPページをサイト型に変更
- アクセスの無い記事を削除
- 記事のIndex率を100%にする
- 文字数が少ない記事に追記する
この辺をやったらAhrefs上の数字がみるみる上がっていったので、今がチャンスと思いラッコーマーケットで売却しちゃいました。
儲からないと思っていた雑記ブログでしたが、最終的には140.33%の利益で着地です。
ラッコM&Aで2サイト目を購入
前回のサイト売買で学んだ点として、
- 案件数が多く貼り替えに苦労した
- サイト譲渡の対応に工数がかかった
- 申告されていた売上ほど出ない
- 元々のPVが少なすぎて改善が難しい
この辺が挙げられます。
売上に関してはエビデンスの提出まで求めなかったのもあるので、こちら側の落ち度でもありますね。
サイト代金が安かったので、そこまでやり取りを挟みたくなかったのもあり
前回の経験を踏まえ条件変更
これらを踏まえて、今回は下記のような条件であたりをつけてみました。
- AdSenseが中心で貼り替えが楽
- 交渉前に情報のエビデンスがある
- 一定の記事数とアクセス数がある
サイト移行代行は超おすすめ
また、今回はサイトの移行に時間と工数をかけたくなかったので、「サイト移行代行」のオプションがあるラッコM&Aで購入することにしました。
購入側はほとんどやることもなく、あっさりとサーバーやドメインの移転が終わりました。
また、案件の情報としてGoogle Analyticsが連携されてるものはエビデンスとして非常に良いですよね。
ラッコM&Aさんはめちゃくちゃ良かったです♪
サイト購入2回目の施策と注意点
まずはじめに、おそらくキャッシュ系プラグインの影響で表示が崩れていたところを直しました。
またCanvaで作られたアイキャッチ画像のサイズがめちゃくちゃデカかったので、Compress JPEG & PNG imagesのプラグインを使って一気に圧縮しました。
サイト購入2回目でやったこと
- 表示崩れのバグを修正
- アイキャッチやサイト内画像を圧縮
- 「All in One SEO Pack」を削除
- 記事のカテゴリーを修正
- PageSpeed Insightsの改善
毎度のAll in One SEO Packを削除しカテゴリーを修正してから、AdSenseを貼り替えて概ねの修正は一旦完了です。
ここまでで丸1日くらい。
AdSenseがメインと言いつつ物販などもあったんですが、そこはRinkerのトラッキングIDを変えるだけでほぼ終わりました。
新しいアイキャッチはCanva Proにすると使えるテンプレがたくさんあるので、ゴリゴリ作っていってます。
残りのリンクはSearch Regexで置換して終わり。Rinkerありがたき
便利なプラグインやツールは、少し課金するとめちゃくちゃ効率が良くなりますよね
使われているテーマにも注意
と、こんな感じで2つ目のサイトはAdSenseを貼り替えただけですぐに収益が出てるので、ひとまず安心できました。
ただし、サイトに使われていた人気テーマのPageSpeed Insightsのスコアが非常に悪く、画像を圧縮しただけではそこまで改善できていないのが現状です。
特にLazy Load系プラグインとの相性が良くないので、テーマ自体を変えるかそれ以外の方法を模索していきたいですね。
ちなみに購入したサイトのテーマを所持していない場合は、そのWordPressのテーマを購入するか、リニューアルついででテーマを変えてしまうのもアリです。
2回目の購入サイトも売却で終了
2つ目のサイトはAdSenseやAmazonなどの売上が、毎月コンスタントに上がっていました。
ただし、損益分岐点を超えるまでに時間がかかるのが見えていたのと、大規模サイトゆえにメンテナンスが難しかったためラッコーマーケットで売却しちゃいました。
最終的には購入金額の100.48%までいきましたが、ほぼトントンといったところですね。
反省点としては新記事追加がほとんどできなかったことと、最初だけ手を加えてずっと放置しちゃっていたことです。
そのまま保有していれば損益分岐点は越えられたでしょうが、記事も古くなっていたので売れるうちに売っちゃおうと思ったのが結論ですね。
サイト売買のメリットについて
2回目の購入時にサイト売買におけるメリットをいくつか享受することができたので、簡単に解説していきたいなと思います。
少しでもブログを運営したり、アフィリエイトをやったことのある人なら、サイト売買によるメリットも大きいんじゃないかなと。
初回のサイト購入は男性の方からだっだんですが、2回目は女性の個人の方から購入しました
サイトを引き継いで運営がしやすいかどうかも大事なポイントですよね
サイトを立ち上げる時間が短縮できた
サイト売買の大きなメリットは、時間短縮できることですよね。
今は新規でブログを立ち上げてもなかなかアクセスが増えず、記事を書きながら半年とか1年かけて育てていくなんてこともザラです。
その点、すでに記事が入っていてアクセスや収益もあり、ドメインが育っている状態のサイトを購入することは、時間や労力を大幅に削減することができます。
また、サイトの方向性もすでに出来上がった状態なため、2つ目に購入したサイトのようにほぼ放置でも収益が上がり続けるものもあります。
クローズドASPと提携できた
クローズドASPは基本的に人づてによる紹介や、先方からの打診によってのみ提携することができます。
今回は2つ目に購入したサイトが上位表示していたクエリから、お問い合わせフォーム経由で連絡をもらいました。
ついでで既存サイトの登録もできたので、これは純粋にありがたかったなと。
良質なクエリを沢山知れた
最初に購入したサイトも記事数はそこまで少なくはなかったのですが、2つ目のは1000記事近くあるので、たくさんのクエリを拾っていてアクセス数もそこそこあるのが良いところです。
これ何が良いかというとAdSense中心のサイトではあるんですが、いわゆるBuyクエリ(購入に繋がるキーワード)やDoクエリ(申し込みなどに繋がるキーワード)が紛れ込んでいるんですよね。
収益性をあげるにはAdSense→ASP案件に部分的に切り替えていく必要があると思うんですが、この辺のお宝ワードを探す作業は楽しかったりします。
AdSenseメインのサイトは楽
最初にA8 M&Aで購入したサイトはアクセス数が少なく、広告の貼り替えも数が多かったため、1ヵ月くらいはまともな報酬が発生しませんでした。
2回目にラッコM&Aで購入したサイトは収益のメインがAdSenseだったので、タグを貼り替えてすぐに収益化したのはホッとしました。
また前回からの反省点だったんですが、工数を減らすためにラッコM&Aのサイト移行代行にお願いしたのが良かったですね。
前回はサイトの移行に時間がかかったのと、リンクの貼り替えをダラダラやってたので。。
案件情報でGA連携されてたのも、AdSense売上のエビデンスとして安心でした
テレビの話題から流入が爆発
これは想定していなかったんですが、年末年始って特番や1年の総まとめみたいな番組が多いんですよね。
今年話題になった商品やサービスを紹介している記事は、テレビで紹介されることでサイト流入が急激に増えることがあります。
一時的ですが、デイリーのアクセス数は購入時の2倍くらいに跳ね上がりました。
ラッコマーケットでサイトを衝動買い
ラッコさんがお手軽にサイト売買ができる「ラッコーマーケット」というサービスをリリースしました。
元々、ラッコドメインとラッコサーバーを利用していると、そのままリアルタイムに契約譲渡まで行える状態でしたが、1万円~50万円の低価格のサイト向けに手数料もお得になりました。
基本的にリアルタイム譲渡になるので、掲載されるサイトはラッコサーバー/ラッコドメインが必須でWordPressのWEBメディア限定になります。
低価格のサイト売買において面倒だった部分がほぼ解消されたようなサービスですね
購入後すぐに自分のサイトになるので最初はビックリするかも
手数料無料で手軽に買える
手数料発生 | 売主 | 買主 |
成約 | 成約金額の20% | 無料 |
手数料は売却側が成約金額の20%のみで、購入側はなんと無料です。
他の一般的なサイト売買では買い手側が手数料を持つんですが、ラッコマーケットでは逆なので「サイトが買いやすい」のが大きな特徴です。
サイト売買のフリマアプリのようなイメージで、案件登録時の入力項目も案件タイトルと価格のみで、かなり割り切ったサービスになっていますよね。
一覧では売られているサイトもそのままリンクから飛んで直接確認することができ、Ahrefsの指標も出てるのでぶっちゃけこれで全然いいなと感じます。
売り手側のメリット
売り手は手数料が20%と高いように感じますが、やり取りが発生せずに一瞬でサイト移行が終わるので手軽さというメリットがあります。
例えば1万円でサイトが売れたら、手数料が2000円で残りの8000円が売上となります。
売上を出金するときは1回につき220円の出金手数料がかかりますが、出金申請をしてから土日祝日を除いた3日以内に振込みがされるので、手元にお金が入るのがかなり早いです。
ちなみにこの記事を書いた後で4サイトほど売却しましたが、出品当日に売れてその週には入金されたので、現金化が早いのは売り手にとって大きなメリットなんじゃないでしょうか。
格安の2サイトを衝動買い
サイトを購入する際は、サイト情報や収益状況を調べて売主と交渉し、契約が成立したらサイト移行の処理をしてと、なんだかんだ1ヵ月以上はかかるイメージでした。
ラッコマーケットはクレカ決済でそのまま購入することができ、サイトの譲渡も即時、必要最低限の情報もその場で確認できるので即決ができます。
というわけでオープンしてすぐに、何も考えずにまた2つサイトを買ってしまいました。
かなりジャンク的なイメージはありますが、クレカ決済後に即時譲渡が行われたので、初日からサイトをいじってそれっぽい状態まではいけました。
2日目にはAdSense審査も無事に承認されて、ASPへの登録やサチコの設定などもほぼ終了です。
手軽にサイト売買ができる
サイト売買で面倒だなと感じていたのは「交渉」なんですよね。
買い手も売り手も両方経験してますが、必要な情報を用意したり価格交渉をされたりと、交渉相手に対してコミュニケーションを取り続けるのが大変でした。
特に売る側の時はぶっちゃけサイト見たら大体わかるでしょって思ってたんですけど、この辺の手間が省けるのは大きいですよね。
購入したサイトについては、「廃品回収アフィリエイト」の記事で詳細を書いています。
\ クレカ決済ですぐにサイトが買える! /
サイト売買で儲かった事例
アフィリエイトサイトを購入することで儲かるか検証していますが、サイト売買自体ではすでに利益が出ています。
サイトを購入してから損益分岐点を越えるには時間がかかりますが、サイトを上手く高値で売却できるとすぐに利益を得ることができます。
不要になった特化ブログを売却
1つ目はもともと運営していた特化ブログを売却したことです。
金額についてはぼかしますが、月数千円ほどの売上しか立っていなかった特化ブログを数十万円で売却することができました。
サイト売買では月間収益の12〜24ヶ月が相場と言われていますが、売り先やブログ内容によってはそれ以上の価格で売却することができます。
運営サイトが増えると管理するだけでも大変になってくるので、サイトを整理したいときにもサイト売買は有効です。
特化ブログは雑記ブログよりも高く売れる傾向があります
この特化ブログはラッコM&Aで売れたんすよね
購入した雑記ブログを手直しして売却
2つ目はラッコマーケットで購入した雑記ブログを、手直ししてサイト売却できたことです。
このサイトは購入してから損益分岐点を越えるまで、時間と手間がかかりそうだったのですぐに売却しちゃいました。
この場合は、購入金額と保有していた期間のサーバーやドメイン費用が原価になるわけですが、それよりも高い金額で売却すれば良いだけです。
購入した金額の約2倍で売れたんですが、作業工数を考えるとそこまで利益率は良くないかなと思います。
安く買って高く売るわかりやすい事例
再現性があれば良いんですけど、塩漬けリスクもあります
購入した特化ブログを再度売却
3つ目もラッコマーケットで購入した特化ブログですが、こちらは最も安く購入できたブログです。
購入金額が安いと損益分岐点も低くなるので、投資金額に対する回収リスクは少ないですよね。
記事追加はせずに見た目を大きく改修し、ハマりそうな案件があったのでそれがCVするように全記事をリライトをしました。
あとは内部リンクの構造を大きく見直したんですが、記事数が少ない特化ブログだったのでこの辺は楽でしたね。
特化ブログは売れるのがめちゃめちゃ早くて、ラッコマーケットで元の買値の5倍で売れたんですが、こっちはラッコM&Aで売った方が良い条件で売れたのかもしれません。
ただ「廃品回収アフィリエイト」を実践したかったのもあったので、ラッコマーケット内で売買を完結させました。
購入したサイトの利回りや管理方法
これまでいくつかサイト売買を行ってきましたが、収益やサイトの状況についてはGoogleスプレッドシートで一元管理をしています。
月次毎に売上と利回り(月次収益/購入代金)を帳票につけていて、それぞれの損益分岐点がどのくらいになるのかを計算しています。
例えば利回りが月次で10%出ていたら、10ヶ月で購入代金がペイできる計算になりますよね。
また、現時点で売却する場合はいくらで売れば良いのかを、最終的な目標利益率をベースに算出するようにしています。
ポートフォリオ化とイグジット戦略
株や不動産に近い考え方かもしれませんが、サイトが増えるにつれて月次の収益も積み重なっていきます。
利益率が低いサイトはテコ入れを行うか、工数に対して費用対効果が見合わない場合は、再度売却をして利確or損切りを行い整理する必要があります。
10万円以下で購入したサイトなどはそもそもの損益分岐点が低いので、購入費用が回収できそうなタイミングで売却しても良いのかなと思っています。
また、複数サイトを管理していく上では、工数がかからなくて利益率が良いサイトがやはりベストですよね。
ここは経験値を増やしてナレッジ化していきたいところです
外注を使って記事追加するのは投資ですよね。利益計画を元に判断が必要っす
コメント
コメント一覧 (2件)
手数料がかからない所もあるみたいですが、どうなんですかね?機能面はかなり劣りそうです。
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コメントありがとうございます。
サイト楽市は知っていたのですが、無料のところは情報の更新頻度とかやり取りが面倒そうだなと思って避けてました。
サイトバンクさんは他のサイト売買サービスから情報を引っ張ってきてるようなので、DBとして見る分には良さそうですね。